●印籠につきまして。


印籠(いんろう)とは、江戸時代、武士が裃(かみしも)を着たとき腰に下げた小さな容器状の装身具のことです。

左右両端に紐(ひも)を通して緒締めで留め、根付(ねつけ)を帯に挟んで下げる。

室町時代に印や印肉の器として明(みん)から伝わり、のち薬を入れるようになった。

三重・五重の円筒形、袋形、鞘(さや)形などがあり、蒔絵(まきえ)・堆朱(ついしゆ)・螺鈿(らでん)などの精巧な細工が施されているものが多い。


根強い人気の印籠
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